楽観は現実的に!
皆さんおはこんばんちわ。
今日はまたまた『やってのける~意志力を使わずに自分を動かす~』を扱います。
今日のテーマは楽観主義です。
それではどうぞ。
楽観主義のよいところ
本書によれば、楽観主義とは、「自分に自信がある」「神や運命が味方してくれると信じる」ことを根拠に、物事に対して楽観的な考えを抱くことです。
この思考法には良い点があって、例えば、
・健康レベルの向上!
・がん患者の死亡率低下!
・産後うつ病の減少!
・新入生の大学へのスムーズな適応!
・目標の優先順位の決定を促進!
などがあります。もちろん、これ以外にもたくさんあります。ご興味のある方はネットで調べてみてはいかがでしょうか。
楽観主義のわるいところ
楽観主義にはいいことづくめな気がしてきますが、実は悪い点もあったりします。
例えば、
・起こりうる問題を事前に検討しない!
・危険な行動をとりやすい!
・無茶なギャンブルをしがち!
などなど。確かにそうですね。悲観主義者は(僕もかなりの悲観主義者ですが)事前に最悪な場面を何度も想定しますからね。
非現実的な楽観主義・現実的な楽観主義
楽観主義のなかでもよくないタイプのものを「非現実的な楽観主義」と呼びます。
非現実的な楽観主義者は、計画や努力とは無関係な要素、つまりは持って生まれた才能や運などを根拠に楽観します。「俺は才能があるからうまくいく!」「俺は運がいいから成功するぜ!」などと考えるんですね。
対して現実的な楽観主義者は、自分でコントロールできること、つまりは適切な計画を立てたり効果的な戦略を見つけたり努力したりすることを根拠に楽観します。「自分の努力によって成功するか失敗するかコントロールできるぜ!」と考えるんですね。
当然推奨されるのは現実的な楽観主義。非現実的な楽観主義者は「才能あるから努力戦でええわ」「運いいから頑張らんでええわ」となるのに対し、現実的な楽観主義者は努力し、モチベーションを維持し続けられるので成功しやすいんだとか。
でも現実的な楽観主義者になるには?
・成功の要素の見直し
「自分には能力がないから成功できないだろう」と考えるのではなく、「足りないのは努力や忍耐、適切な計画の設定じゃないのか?」と考えるとよさげ。後者は自分でコントロールできますからね。
・過去の成功体験を振り返る
過去の成功体験を振り返り、その時の気持ちを味わいます。紙に書いたりするのもよいでしょう。
・成功ではなくプロセスをイメージする
成功そのものをイメージして気持ちよくなるのもいいですが、プロセスをイメージするのはもっと大事。プロセスを頭に描くことで、ポジティブ思考が強化されるとともに、計画や準備がスムーズにいきます。
まとめ
ポケモンにおいても楽観主義は大事です。負けがこんだりしたときにすぐに立ち直れますからね。でも「俺は才能があって運もいいからすぐに簡単に勝てるぜ」と思うのはやめた方がよさげ。何事も、努力と忍耐がだいじなんですねぇ。